【決勝】角田裕毅、5基目PU投入でペナルティ消化「後半戦を楽に戦うため」【2025 Rd.14 HUN】

　角田裕毅はハンガリーGP決勝で今季5基目のパワーユニットを投入し、ピットレーンスタートを選択した。

　本来は最後尾グリッドからのスタートが可能だが、FIAの許可を待ってからパワーユニット交換作業を開始すると予選後のカバーオンまでにほとんど作業ができず、日曜午前10時（決勝5時間前）からの作業開始となりメカニックの負担が増すため、FIAの許可が下りる前に土曜の夜に作業を開始。これがパルクフェルメ規定違反となるため、ピットレーンスタートが義務づけられる。

　実際にはブレーキダクトのセッティング変更も行ない、これが仕様変更でピットレーンスタート義務づけとなるため、パワーユニットの方もFIAの許可を待たずに作業を開始してピットレーンスタート対象とみなされるというかたちになっている。