
【決勝】マクラーレン A・ステラ代表「3ストップのフェルスタッペンの速さが脅威だった」【2025 Rd.9 ESP】
【3ストップ作戦のレッドブルの脅威】
――スペインGP決勝は見事に1-2フィニッシュを飾りましたが、3ストップ作戦を採ってきたマックス・フェルスタッペンによって優勝が脅威にさらされた瞬間はあったでしょうか?
「最初のピットストップを見たとき相手は3ストップで来るだろうと思ったし、(ランド・ノリスは)すでにコース上でオーバーテイクしていたからそれほど脅威ではないだろうと考えていた。ある程度のアドバンテージは確保できているはずだったが、実際はマックス(・フェルスタッペン)のペースが非常に速く、こちらが第2スティントでミディアムでペースをコントロールしながら走っていた時も予想以上の勢いで急速に追い上げてきていた。だから我々も途中でドライバーたちに『もっとプッシュできるか?』と確認したが、どちらも『これ以上のペースでは走れるかどうか分からない』と答えたから、あの時点では第1スティントの時点で想定していたよりも優勝争いが接戦になるおそれがあると危惧していた。さらに厄介だったのはオスカー(・ピアストリ)とランド(・ノリス)が2.5秒ほどの差で走っていたことで、もし(マックス・)フェルスタッペンをカバーする必要があった場合、チームとして動きづらくなる状況にあった。ただ幸いなことにフェルスタッペンは少しペースが落ちてきて、オスカーが第2スティント終盤でしっかりとペースを上げてくれたおかげでピットストップを冷静に進めることができた。そういった意味ではドライバーたちは本当によくやってくれたし、タイヤエンジニアの仕事も素晴らしかった。全体として非常に良いレース遂行ができたと思っている」
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