【決勝】マクラーレン A・ステラ代表「敗因はレッドブルの進化とコースレイアウト」【2025 Rd.7 ERM】

【1周目のターン2で勝負は決まった】

――エミリアロマーニャGP決勝は2位・3位に終わりましたが、レッドブルの速さをどう見ていますか？

「マイアミでは我々のペースがすごく良かったが、今回はサーキットのレイアウトや気温が異なるため、レースペースではもっと拮抗した展開になることは分かっていた。予選が接戦になったのも予想通りで、それはサウジアラビアや日本のような高速コーナーが連続するサーキットでも同じだった。正直に言うと今日はレッドブルのペースに少し驚かされたのは事実だ。かなり競争力があったし、あのパフォーマンスを出せたのはマックス（・フェルスタッペン）にもレッドブルにもお見事と言いたい。レースは実質的に最初のコーナー（ターン2）でオスカー（・ピアストリ）とマックスの順位が入れ替わったあの場面でほぼ決まったようなものだった。その後はマックスを追いかけようとしたが、今日は彼を倒すほどのレースペースはなかった」