2025

【決勝】角田裕毅の戦略分析:SC浮上の陰で、戦略ミスだらけだったレッドブル【2025 Rd.4 BHR】
バーレーンGP決勝の角田裕毅は、10番グリッドからスタートして序盤は10位を走行。ピットストップのシグナルトラブルで後退を余儀なくされ、第2スティントは11位に後退したものの、32周目のセーフティカー導入で10位に浮上し、ここでソフトタイヤに履き替えてジャック・ドゥーハンを抜いて9位でフィニッシュしレッドブルでの初入賞を果たした。
チームメイトのマックス・フェルスタッペンが序盤は8位、第2スティントは同様にピットシグナルトラブルで9位に後退、最後はピエール・ガスリーを抜いて6位でフィニッシュするのが精一杯であったことを考えれば、角田としても上出来のレースだった。
そんな角田裕毅のバーレーンGP決勝のレース戦略を詳細に分析して解説していこう。
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最後のOCOを追い掛けるときに角田車がマックスと同じダウンフォースレベルだったら抜けてた可能性はあるんでしょうか.
(これは鈴鹿の「たられば」と一緒ですね)
でもその状態だとソフトを保たせられなかったかも,ですかねえ.
角田選手が空回りしてたわけではなく,残ったタイヤセットをどう使うかという展開になっていたのであまりやきもきはしませんでした.
MID-LOのVERでもGASを抜くのに苦労しましたし、簡単ではなかったと思いますね。。。
ましてやソフトタイヤでリアデグが進めば、トラクションは厳しくなっていったでしょうし。
1回目のピットタイミングは酷かったですね。
ただ、残された選択肢の中から確実に確率の高いものを選ぶのは、さすがレッドブルですね。
小言を言えば、フェルスタッペンのピットエラーがあったあとなんだから、代替用としてロリポップも用意して角田くんにも連携しといてほしかったですかね。
あとF1チームなのに抜けてるなと思うのは、スタートの停車位置。
フェルスタッペンが車の中から気づけることを気づけないマクラーレンや、ラインのかなり手前に止まってるドライバーに指示しないチームばかり。
チームがグリッドのボックスを見ることはできないので(余程自分のピットウォール前とかでない限り)、指示するのは難しいと思います。車載映像を見てもはみ出しているかどうかの正確な確認は難しいし、スタートの数秒前という状況で指示することのデメリットもありますし(マクラーレンなら5秒加算はチャラにできなくもないが、スタートの出遅れはかなりのトラックポジションのロスになる可能性も)。
よっぽど大きくハミ出ていれば別ですが、基本はドライバー本人に任せるしかないでしょうね。そのための位置確認もグリッド上でやってますし。