【決勝】フェラーリ F・バスール代表「ハードを履いて10周で1ストップで行けると確信した」【2024 Rd.16 ITA】

ーー1ストップ作戦による逆転勝利が可能だと自信が持てたのはいつでしたか？

「勝てるかどうかなんてことは、ピットウォールでは考えないようにしていたよ。ドライバーたちにターゲットラップタイムを伝え、（オスカー・ピアストリとの）ギャップをマネージメントしながら、勝てるかどうかは考えすぎないようにしていた。今日のレースが非常に変わった展開だったのは確かで、我々は元々1ストップ作戦でいくつもりでレースをスタートしたが、第1スティントでマクラーレンが我々の予想以上にプッシュしていて、（ランド・）ノリスが我々よりも先に苦しみ始めたんだ。彼が先にピットインしたから、我々も彼と同じ（シークエンスの）レースに留まろうとカバーした。あの段階で、タイヤマネージメントに関しては自分たちにアドバンテージがあるということが分かっていたからね。そしてハードに履き替えて10周の時点で、我々はそのまま最後まで走り切れるということは明確だった。もちろんどこかでガケが来る可能性もあるからどうなるかは分からないが、実際のところそうはならなかったし2人とも非常に上手く対処していたんだ。結局、2人とも毎周ターゲットラップタイムをコンスタントに刻み続けることができたんだ」

ーーハードに替えて10周で最後までいけると判断した理由は？