【決勝】レッドブル C・ホーナー代表「戦略が機能しなかったのは、乱流の影響を過小評価していたせい」【2024 Rd.13 HUN】

ーーハンガリーGP決勝は序盤こそマクラーレン勢と戦ったものの、5位でフィニッシュすることとなりました。

「今日はダーティエアの中で前走車を追いかけるのが難しく、我我が想定していた以上に難しかったんだ。それがレースをかなり難しくした。スタートでポジションアップを果たしたが、3台が並んで入っていったターン1でコースオフしたのは文字通りコース幅が足りなくなったからで、（従来からF1で採られている、1周目のバトルに寛容な取り締まりをする）『Let them race』の精神に則ればレーシングインシデントでありポジションをキープすることは問題ないと我々は思ったものの、スチュワードの審議対象となったためペナルティを科されることになるだろうと考え、マックスにポジションを譲り返すように伝えたんだ。その結果ダーティエアの中で走ることになってしまった。さらにハードタイヤを2セット持っていたルイス（・ハミルトン）が非常に早めにピットインしてレースをかき回してきて、我々もそれは検討していたものの第1スティントを引っ張ってオーバーラップアドバンテージ（第2スティントでのタイヤオフセット）を得ることを選んだんだ」

ーー第2スティントでルイス・ハミルトンを捕らえることができなかったのはなぜでしょうか？