2024
【決勝】ハミルトン大逆転優勝!雨のシルバーストン9度目の制覇【2024 Rd.12 GBR】
7月7日現地時間15:00、第12戦イギリスGPの決勝が行なわれた。
この日は朝から雨が降ったりやんだりの天気で降水確率は60%。決勝の2時間前には青空も広がったものの、14:10頃グリッドに向けたピットレーンオープンの約10分前に再び雨で路面はウエットになり各車ともインターミディエイトタイヤでレコノサンスラップを行なう。あっという間に路面は乾いてレコノサンスラップ終盤にはソフトタイヤを履くドライバーも増えるが、路面は非常に滑りやすい状況。
気温は16.1度、路面温度は33.0度まで上昇。
予選19位に終わったセルジオ・ペレスはパワーユニットを交換し、今季5基目のICEや3基目のES、CEを投入し、土曜の夜に作業時間を確保すべく技術委員の許可を受ける前に作業を開始したためピットレーンスタートとなった。ピエール・ガスリーはギアボックストラブルでフォーメーションラップでピットインしてリタイアとなった。
周冠宇とエステバン・オコンがソフト、ペレスがハードを履いた以外は全車がミディアムを選択。グリーンな路面に対するグレイニング対策と、南東から雨雲が近付いてきており30分後に降雨が予想される中で第1スティントの待ち時間を長くする戦略を採った。
こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
(会員登録の方法はこちら)
※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。
いくつとターニングポイントがある見どころの多いレースでした。
個人的な感想は2つ。
メルセデス、レッドブル、マクラーレンのチーム力の差がそのまま結果に出てしまいました。
ピアストリのインターへの交換を1周先延ばしにするのは(前の周に入ったフェルスタッペン等のタイムを見れば明らかに)あり得ない判断ですし、ノリスに最終スティント何を履かせるのがベストか考えるのはチームの責任です。
予選はやっぱり重要。
当たり前のことですが、予選で下位に沈めば挽回は難しく(ペレス、マグ)、予選で上位に食い込めれば実力より上の順位でフィニッシュも可能です。
角田くんには、引き続きリカルドを圧倒していくことが求められます。
頑張っていきましょう。
ちなみに、ガスリーはDNSですが、ペナルティを消化したことになるのでしょうか?
フォーメーションラップをスタートしているので「消化」で良いのではないでしょうか。
DNSとはいえ決勝のリザルトにも記載されていますし、暫定ではなくオフィシャルグリッドにもペナルティで最後尾に記載されていますし。
グリッド降格よりリタイアの方が痛いから、悪用するようなルールの穴とも言えませんしね。。。
これで次回にペナルティ持ち越しだったら可哀想すぎますかね。
消化にならないとしたら、じゃあスタートだけしてすぐに止めて周りに迷惑かければよかったの?的なことになりますし。
ご返信ありがとうございました。