2024
【木曜】ハース小松礼雄チーム代表、マグヌッセンとは「クリアにした」もののFIAとの間に解釈の齟齬【2024 Rd.7 ERM】
前戦マイアミGPでの度重なるペナルティにより批判が殺到したケビン・マグヌッセンのドライビングと、こうした行き過ぎたチームプレイを防ぐためのペナルティ強化について、ハースの小松礼雄チーム代表はFIAと話し合いを続けていると明かした。
小松代表は、マイアミGPでのマグヌッセンのドライビングがルールの範疇を超えたものだったことを認め、マグヌッセン本人とも話し合って明確にしたと語った。
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小松さんは相変わらずレギュレーションやドライビングスタンダードの理解が追いついていないようです。
この感じだとまた同じことが起きて、マグヌッセンは本当に出場停止になるかも。
「オレはこう思う」は良いんですが、それをFIAと擦り合わせて(スチュワードの粗探しではなくて)FIAの解釈に従うということをしないと、また同じことが起きる可能性があるというか、MAGが同じことをやってしまったときに小松さんの責任問題になってしまいますね。MAGがルール違反して出場停止になろうと、チーム側が「それはルール違反だから仕方ない」と言い切れれば問題はないのですが。
ルール解釈の問題と、スチュワードの一貫性は本来別の論点なので、そこをごちゃ混ぜにしてしまっているのが非常に不味いなと思います。
そこにさらに、MAGのルールに改善の余地あり、のコメントもあり上っ面だけ見る人たちからは全てFIAに文句を言ってるようにしか見えないので、世論はさらに批判が増しそうです。
いずれにしてもハースは自分達の印象を挽回するチャンスを棒に振ってしまった気がします。
FIAとのバチバチは裏でやってもらって、表向きは「反省してまーす」で良かったと思いますね。。。
解説ありがとうございます。
去年のペナルティ解説等で理解が深まりました、「裁定に一貫性がない」からと言って「特定のルール違反が許される」ことはない、という系統の問題と思いました。
小松さんは、裁定の一貫性のなさをルールの解釈の幅と結び付けたいのかもしれません。
ですが、裁定自体が先例踏襲している(=基本的に解釈は固まっている)と理解していますので、裁定の一貫性をルールの解釈と結びつけることも難しいのではないか…と思いました。
ドライビングルールには、レースという危険が伴う行為を、少しでも安全に実施する意味合いも大きいと思います。
ですから、ルールの解釈にズレが生じるのは、出来るだけ防いでほしいと率直に思いました。
そうなんですよね、小松さんがレースディレクターやスチュワード、FIAの運営に不満があるのは分かるんですけど、それはそれで議論すべきことで、今回のMAG問題とは分けて考えるべきだと思うんですけど、さすがの小松さんでも自分たちの戦略やMAGのドライビングに対して自己弁護したくなるというかバイアスが掛かってしまっているのかなと思います。
「アイツもやってるからオレも見逃せ」とまでは言ってないものの、「アイツが見逃されているんだから、こういうルール解釈でもええやろ」というのは、言ってることはほとんど変わらないと思います。
コメントありがとうございました。
確かに言っていることほとんど変わらないですね…
また、バイアスという表現が、とてもしっくりきました。