【決勝】フェラーリ F・バスール代表「オーストラリアでは0.1秒速く、今回は0.1秒遅かっただけだ」【2024 Rd.5 CHN】

ーー中国GP決勝は4位・5位という結果になってしまいましたが、スタートでの後退が痛かったでしょうか？

「スタートでポジションを落としたことがプラスにならなかったことは確かだが、スタート直後に（セルジオ・）ペレスと（ランド・）ノリスの後ろで、レースを終えるときにも彼らの後ろだったわけだから、そこよりも今日のレースで失ったところがあったとすればそれは最終スティントだ。カルロス（・サインツ）はVSCのわずか3〜4周前にピットストップを済ませてしまっていたから、少し不運だったと言える。その後セーフティカーに切り替わり、（ギャップが縮まったところから）最後までハードタイヤでかなり長いスティントを走ることに懸念を示していたし、スティントの序盤は少しコンサバティブに行きすぎたと思う。しかしかなり長いスティントで上手くタイヤを保たせた。最大の問題はかなり後方のグリッドからのスタートだったということで、つまりこれは土曜日の問題だ。決勝に関しては、ミディアムよりもハードでのパフォーマンスがやや足りなかった。ミディアムは上手くコントロールできたし、スティント終盤はかなり競争力があったと思う。しかしハードタイヤのスティントで競争力を失ってしまったんだ」

ーーシャルル・ルクレールは戦略についてチームに疑問を投げかけている場面もありました。