2024
【決勝】RBテクニカルディレクター J・エギントン「今日の我々は10番目の速さのマシンで、レースを完璧にコントロールできた」【2024 Rd.4 JPN】
ーー最初のスタートでは何が起きたのでしょうか?
「後続勢はソフトタイヤを履いていたアドバンテージがあったから、そのせいで我々はポジションを失ってしまったんだ。フラストレーションの溜まる結果になってしまったが、だからリスタートでは裕毅にはソフトタイヤを履かせることにして、全ては上手くいって最初のスタートで失ったポジションを全て取り戻すことができたのは良かった」
ーー7周目、最初のピットストップでバルテリ・ボッタスにアンダーカットされてしまいました。
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スタートはミディアム勢と比較しても微妙だった気がします。
タイヤ選択のせいだけではないのでは、、、と思います。
また、スタートのS/Mのタイヤ選択というよりは、
1台しかない入賞枠に対して、
チームとして2台同じタイヤ選択をしたというところにこそ、
改善の余地があるのではないでしょうか。
とはいえ、
レース戦略は、以前よりも改善傾向にあることは確かなので、
今後もチーム力を上げていってほしいですね。
まぁRICが新品ソフトがあるからRICにはソフトを履かせて・・・とやっていたら、また去年のTSU対LAWみたいになった可能性もあるので、TSUサイドとしては2台で同じ戦略というのは助かったんですが、チーム全体の利益を考えればやはり戦略を分けるべきだったと思います(どうしてもミディアムを履きたいなら)。というかまぁ、RBはソフトは全然使えないと思い込んでいたんでしょうね。。。
レースペースが上位5チームと戦えない前提で、アンダーカットの効くこのコースの10位、11位のスタートという条件であれば、絶対ソフト・スタート。ましてリカルドはソフトの新品があった訳で…。スタート前は、角田に3周オールドのソフトを履かせるか否か、と見ていましたが、ともにミディアムの新品という最もコンサバな選択にびっくりしました。2台を同条件で戦わせる、にこだわったのでしょうか?その所為で2台ともポジションを失うなんて理解出来ませんでした。その辺りの解説をお願いします。
クラッチのセットアップが悪くなければスタートが普通に決まってポジションを維持できた可能性もあるんですが、それでもRB勢が戦うのは後続勢なので、ミディアムで第1スティントを引っ張る意味はないんですよね。前の上位勢と戦うならミディアムで正解なんですが。
結局のところは他の中団勢がソフトを履いてくるというのを全く読めていなかったことが問題の根源ですね。