【2023 Rd.21 BRA】土曜 角田裕毅「今日は落ち着いて忍耐強くレースができました」

　角田裕毅はエステバン・オコンのクラッシュによる赤旗に救われるかたちでSQ1を15位で通過すると、SQ2はオコンとクラッシュしたフェルナンド・アロンソが走行しなかったこともあり10位で通過。そしてSQ3で6位を獲得した。

　スプリントレースはスタート直後のターン2でシャルル・ルクレールに押し出されるかたちで7位に後退したが、タイヤ温度に苦しみリフト＆コーストを強いられるルクレールのDRS圏内でついていき、終盤までソフトタイヤを巧みに保たせた。最後はタイヤがタレてしまったルイス・ハミルトンを抜いて6位でフィニッシュし3点を獲得。

　「ファンタスティックなレースだった」というチームからの無線に対し「イージーなレースじゃなかったけど、これでメキシコで失ったポイントを取り戻せたと思う」と返した。チームからは「まさにその通りだ。とても強力なペースだった、トップチームと同等だった。本当に良いレースだった」と賞賛を受けた。

ーーサンパウロGPのスプリントレースは6位入賞を果たしました。