【2023 Rd.18 QAT】A・ステラ代表「6周のマージンをどう使うか、ストレスのかかる戦略策定だった」
ーーカタールGP決勝は2位・3位となりましたが、優勝者マックス・フェルスタッペンとの差を5秒弱まで縮められたことは今後に向けた希望となるでしょうか?
「まずフェルスタッペンの戦略(17周、17周、17周、6周)はレースタイムという点では最適な戦略ではなかったと思うが、マージンを考えると最も安全な戦略で、レース終盤にセーフティカーが出た場合に備えてあの戦略を採ったのだろう。それに彼がどのくらいプッシュしていたかは分からないしね。ただし今回のマックスはこれまでのような余裕はなかったのではないかと思うけどね。我々としてはレース序盤から背後にいてプレッシャーをかけることができればもっと良かったが、今すぐに優勝を狙えると言っているのだとは誤解しないでほしい。我々はまだやるべきことがたくさんあるということははっきりと分かっている。しかしスタートでトップに立てれば戦略でどうにかできることも出てくる。ディフェンスをしたり、2対1なら戦略面でやれることもあるからね。ただしこのサーキットは我々のクルマにとても適していたと思うし、今後のレースでもこの勢力図のままだとは思っていないし、競争力に関してもそうだ。メルセデスAMGにしても、今日の彼らのペースは全く遠くかけ離れたものではなかった。ジョージ(・ラッセル)のレースペースは非常に強力だったし、彼らがスタートで大幅にタイムロスしたり不運な状況にならなければ我々と争っていたはずだ」
ーーもし通常のタイヤマネージメントありのレースをしていたら、タイヤのデグラデーションはどうだったでしょうか?
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今年のマクラーレンはフロントが強いコースでは合ってますね。
それにしても、今回はいろいろと特例で新たなルールが追加されましたけど、特例でパルクフェルメにフィジオやトレーナーの立ち入りを許可してほしかったですね。具合悪そうなドライバー多かったので。結果論なので仕方ないですが。
FIAはもちろんのこと、チームもここまでキツいレースになるとは思っていなかったでしょうからね。
タイヤのタレが大きければマネージメントが必要でここまでフルプッシュにならなかったでしょうし、ある種の出たとこ勝負でしたし。
まぁ、「キツいよ〜」って無線で訴えるドライバーがもっといればレース中に特例でパルクフェルメでの補佐OKとなったかも知れませんが、意外とレース中に弱音を吐いているドライバーはいなかったんですよね。みんな「キツかった」って言ってるから「あ、オレも〜」と言えるけど、自分だけだったら言わない・言いたくないものなんでしょうね。