2022
【2022 Rd.3 AUS】決勝総括:決勝では差が広がった中団グループ、アルボン値千金の入賞!【戦略分析②】
2022年の第3戦オーストラリアGP決勝の優勝争いに続き、メルセデスAMG、そして中団グループのレース戦略を分析していこう。ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが驚きの戦略でポイント獲得を果たしている。
全ドライバーのギャップをグラフ化すると以下のようになる。横軸が周回数、縦軸がギャップで、一番上がトップランナーで、下に行くほどトップとのギャップが大きくなる。
こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
(会員登録の方法はこちら)
※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。
ハミルトンはペレスの2周後にピットインしてペレスの後方でコースに戻っているが、あと1周早くピットインしていればペレスをオーバーカットすることもできていたかもしれない。
と本文中にありますけど、ハミルトンは23周目にペレスより前でコースに戻ってましたよ。オーバーカットにハミルトンは成功しましたが、ハードのウォームアップに苦しみ(無線でもボノに言われてました)、ターン8から9にかけてDRSがないにもかかわらずペレスがストレートスピードの利を生かしてオーバーテイクしました。その次のDRS区間でハミルトンが抜き返そうとしたときにベッテルの事故によるSCで、ハミルトンのチャンスは潰えました(テレビ映像ではどちらがディテクションを後ろで通過したかは分かりませんでした)。
あ、そうでした。ターン10出口からDRSを使って仕掛けられそうだったけど抜けなかったんでした。てことは、やはり1周早くピットインしていればもっと確実に前に戻ってポジションをキープできたかも?
ですかね。ただ、あのハミルトンがアウトラップであんなにあっさり抜かれるなんて、今年のタイヤのウォームアップは相当大変なんですね。ブランケットが70度に下げられましたからしょうがないですけど。
開幕戦でも同じように周に抜かれたとき、中国メディアの実況がめちゃくちゃ大喜びしてました(笑)。