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【Rd.18 MEX 金曜】ホンダ中村聡「高地ロスは想定の1/3で済んだ。Q3を狙えるかもしれない」

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20171027-03

 

ーーまず今週末に2台揃って新品のパワーユニットを投入しましたが、これについて説明をお願いします。

「今日から2台ともスペック3.8を投入して、これをなるべく使わないでセーブして残り2戦に新品に近い状態で残しておくことにしました。残り2戦でペナルティもなくフルに戦うために、戦略的にここで投入したかたちです。残り2戦は(マシン特性として)ここよりは全然良いだろうと考えていますから。今シーズンはこれで最後の新品コンポーネント投入になります」

 

ーーFP-1ではストフェル・バンドールンが3周しか走ることができずにパワーユニット交換となりました。

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  • コメント ( 3 )

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  1. konidin

    “魔法の使い方”は、設計時の想定には入ってなかった、ということか…..
    もしくは、この使い方を考えてはいたが、そこまでMGU-Hにダメージがあり得るとは考えていなかった、ということか….

    今年のPUでの各コンポーネントの仕様バランスは、去年ほどは良くない….
    というのも、結構、時間ギリギリでやってるから、技術的に詰め切れる前に投入せざる得ないからなんだろうな….

    まぁ、来シーズンへの肥やし、ということで…..

    • MINEOKI YONEYA

      “魔法の使い方”はベルギーから出て来たアレですが、それをやらなくてもTCへのオイルや水の微粒子の混入はあるんですね。その数値が高くなるとベアリング周りが逝ってしまうことが多いようで。タービンとモーターを繋ぐシャフトに掛かる負荷なんていうのはシミュレーションでは再現が難しいところなので、結局はトライ&エラーを繰り返すしかないんですが、開発が半年遅れてしまったのはICEだけでなくTC/MGU-Hも同じだったということですね。

      • konidin

        長くなったシャフトのたわみや振動は、確実にベアリングに影響してるんでしょう。
        シャフトを軽量化のために中空にしても、剛性も確保せねばならず、そこのバランスは、これまでのホンダの技術領域にはなかったことでしょうからね….

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