【決勝】戦略分析：戦略成功のアロンソ＆サインツ、レーシングブルズ勢の敗因とは？【2025 Rd.18 SGP】

　第18戦シンガポールGP決勝の中団グループは、フェルナンド・アロンソがピットストップで大幅にロスを強いられながらも中団トップの7位。カルロス・サインツが10位まで挽回しステイアウト組で唯一の入賞を果たした。

　角田裕毅は1〜2周目に13番グリッドから17位まで後退し、13周目にピットインしてアンダーカット戦略へ。好ペースでステイアウト組とのギャップを縮め、42周目にはフランコ・コラピントを抜いてイザック・アジャに追い着き10位争いへ。しかしマックス・フェルスタッペンに譲るためタイムロスを喫してアジャを攻略することはできず、逆にソフトタイヤに履き替えたサインツに抜かれて12位でフィニッシュすることとなった。

　そんな第18戦シンガポールGP決勝の中団グループの戦略を詳細に分析していこう。