
【決勝】レッドブル L・メキース代表「裕毅はとても強力だった。彼の努力が報われて嬉しい」【2025 Rd.17 AZE】
【まとめ】
・SC待ちを最大化するためハードタイヤスタート
・前半にSCが出るリスクがあったが、その場合でも純粋な速さで戦う意向
・メルセデスAMGとのペース差は0.2〜0.3秒、マクラーレンは未知数
・角田裕毅は今年一番のレース、ノリスに仕掛けるチャンスを与えず
・シミュレーター作業など、オフもしっかりと努力している
・来季の決定は急がず、あと数戦は様子を見る
・タイトル争いは考えず、積極的なマシン改善・理解に集中する
・マシン改善はフロアのみならず様々な要素の積み重ねによるもの
・新方針はバクーでも機能、ハイダウンフォースのシンガポール、中速コーナー主体のその後のレースでさらに理解を深める
・シンガポールではハンガリーGPのような不振はない
【フェルスタッペンのリスク承知の戦略】
ーーアゼルバイジャンGPはマックス・フェルスタッペンが優勝しましたが、スタートにハードタイヤを選んだのはなぜでしょうか?
「予選では赤旗が6回も出ていたし、ここは昔からセーフティカーが何度も出る歴史がある。マックス(・フェルスタッペン)は明確に『セーフティカー待ちのレースになる』と考えていた。できるだけ長く引っ張ってセーフティカーを待ってピットインしないと、誰かが(セーフティカーで)ピットストップで得をして自分は損をする。ある意味ではモンツァも同じだった。みんなスティントを伸ばそうとしたが、タイヤが限界に来てしまい結局ピットインせざるを得なかった。その結果、その後の数周はセーフティカーが出れば危うい状況に晒されてしまったんだ。だからこそ、(前半にセーフティカーが出る)リスクはあるがマックスはその戦略を強く推したんだ。スタートでのリスクもあるし、レースの他の局面でもリスクを背負うことになる。例えば10周目にセーフティカーが出たら、ハードでスタートした場合は最悪の展開になるだろう。それでも彼の頭の中には『ハードでマシンの速さを生かして逃げ切りたい』という思いが明確にあって、実際にその通りにやり遂げたんだ」
ーーランド・ノリスやジョージ・ラッセルと比べてレースペースの優位性はどのくらいありましたか?
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