
【決勝】フェラーリ F・バスール代表「今週末はマクラーレンと戦うことはできた」【2025 Rd.16 ITA】
【イタリアGPのパフォーマンスついて】
ーーイタリアGP決勝ではタイヤを適切な温度に入れるのに苦労していたようですが、表彰台を獲得するのは難しかったでしょうか?
「その問題がなければレースがどうなっていたのか想像するのは本当に難しいが、レース序盤のバトルに苦戦していたのは確かだ。不思議なことに、チャールズ(シャルル・ルクレール)は(オスカー・)ピアストリを1回か2回抜くことができたものの、タイヤは良い状態ではなかった。(バトルのせいで)タイヤをひどくオーバーヒートさせてしまって、その代償を次の5〜6周で払うことになったんだ。(ジョージ・)ラッセルにはついてこられたし、上位勢はあっという間に離れていってしまったからね。起きてしまったことは仕方がないが、オープニングラップで違う展開にできたかもしれないし、これについては考え直さなければならない。とにかく今日はティフォシに表彰台を届けられなかったのが残念だし悔しい。表彰台から見るあの光景は本当に素晴らしかっただろうし、今日のトップ3はそれに相応しいレースをしたと思う。それでも今日の我々はマクラーレンと接戦ではあったし、今シーズンここまでの中で最も差が小さかったと思う。ただマックス(・フェルスタッペン)は本当に突出していて、予選も決勝も最初から最後まで驚くほど速く、我々よりずっと速かった。メルセデスAMGやマクラーレンと比べれば良い仕事はできたと思うが、それだけでは足りなかったんだ」
ーー1ストップ作戦のレースとなりましたが、デグラデーションは予想通りでしたか?
こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
(会員登録の方法はこちら)
※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。
金曜日のシモーネ・ベッラのインタビュー記事ですでにデグは小さいと言っていたので,バスールの「デグの小ささを予想するのは難しかった」は本心ではなさそうな…?
フェラーリはH1/M1で決勝に臨んでますし….
HAMがステイアウトすればタイヤオフセットでRUSを逆転できるくらいのアドバンテージは得られるかも、と考えていたことは明らかなので、フェラーリとしてはもう少しハードのデグが大きいと考えていたんでしょうね。「自分たちが予想していたより小さかった」が正しい表現かと思います。
そう思って見直してみると、確かに金曜にハードでロングランをやったのはHAM、RUS、ハース勢、HULだけで、FP3はTSUだけだったので、ハードのデグが実態より大きく出ていた可能性はありそうです(ロングランに課題を抱えているメンバーが多数)。
ありがとうございます.腑に落ちました.
誰がロングランをしていたかというのも学びになります.