2025

【決勝】角田裕毅・全無線交信「抜けないから何かをトライする必要がある!」(後編)【2025 Rd.13 BEL】
角田裕毅のベルギーGP決勝の後半を、全無線交信とともに再現しながら振り返っていく。
12周目にピットインしようとしたものの、ミスコミュニケーションのためピットインできず1周遅れのピットイン。これで7位から12位に後退し、ピエール・ガスリーを抜くことができずに大幅にタイムロス。最後まで抜けずにむしろ逆にオリバー・ベアマンとニコ・ヒュルケンベルグに抜かれて13位でレースを終えた。
そんなレース後半を、レースエンジニアのリチャード・ウッドとの無線交信とともに解説する。
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リチャードを責めるアホ記事、風潮にウンザリします。
コミュニケーションの改善以外にも無線の不具合を早急に解決しないといけないですね。
彼が完璧なレースエンジニアでないことは確かだし、まだまだ改善が必要なのも確かだし、多くの人が「頼りないなぁ」というイメージを持っているのは確かだと思うんですけど、今回多くの人が言っている「彼は去年から何度もミスをしている」の具体例って、実はそんなにないんですよね。
例えばカナダGPのFP3で「抜いちゃダメだよ」と言っていればペナルティは避けられたね、っていうのも、今回で言うところの「TSUのBOX!無線がもう少し早かったら入れたのにね」と同じレベルの話ですしね。あとはマイアミGPのスプリントレース最後のVERの10秒ペナルティに対する「後続を抑えろ」くらい?それも戦略ミスではないし。スプリント予選の時間が足りなくなったのも、チーム内の伝達系統の問題であってウッドのせいではないですしね。
少なくとも今年TSUと組んでからのコミュニケーションミスによる決定的な戦略ミスって、ないはずです。去年のPERとのレース(オランダ、イタリア、アゼルバイジャンの3戦)も、決定的なミスは無かったような。
ドライバーが無線で声を荒げていると印象に残りやすいというのはあるにしても、思い込みで語っている人がいかに多いかということを物語っているなぁと思いました。