
【決勝】セクター分析:角田裕毅とフェルスタッペンの差はセクター2にあり【2025 Rd.6 MIA】
マイアミGP決勝で角田裕毅はグリップ不足とペース不足に苦戦し、マックス・フェルスタッペンの29.478秒後方でフィニッシュした。
単純計算で1周0.4275秒差(1周目が5.538秒差であるため、56周で29.478 – 5.538 = 23.940秒差)となるが、もちろん実際にはトラフィックやバトルの状況にも左右されているため純粋なペース差とは言えない。
これが決勝の各ドライバーの各セクター自己ベストタイムのランキングで、これを見てセクター1は同等だが、低速コーナー主体のセクター2とストレート主体のセクター3でペースが遅かったことからセットアップに問題があったのではないかと見る向きもあった。
しかしこれはレース中のどこで出したタイムなのかがバラバラであるため、比較することに意味はない。セクター1はタイヤデグラデーションの影響を受けにくくレース終盤に自己ベストが出るが、セクター2と3はリアタイヤのデグの影響を大きく受けるため、タイヤ交換直後が最速であり、アウトラップでどれだけ実力を発揮できるかで大きく違ってくる。その点で言えば角田はアウトラップでVSCとなっているためセクター3はフレッシュタイヤの美味しいところを記録できていないだけだ。
そこで、レッドブル勢2台の各セクターのペース差を詳しく分析し角田のペース不足の原因がどこにあったのかを解説していきたい。
フェルスタッペンと角田のラップタイム、各セクタータイム、そしてスピードトラップ(ターン17の150m手前で計測した車速)をまとめたのがこちら。
こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
(会員登録の方法はこちら)
※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。
この分析は面白いですね〜
勉強になりました
角田選手、伸び代だらけですね☆
これからのレースがとても楽しみです!!
分析、ありがとうございます!!