2025

【決勝】1周目ターン4、TSU対GASのインシデント徹底解説【2025 Rd.5 SAU】
サウジアラビアGP決勝の1周目ターン4で角田裕毅とピエール・ガスリーが接触し、両者ともにウォールにクラッシュしてリタイアとなった。
スチュワード(競技会審査委員会)はこれを「レーシングインシデント」と判断し両者ともにペナルティなしの裁定を下しているが、このインシデントと裁定理由を詳しく解説しよう。
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とてもわかり易い解説ありがとうございます。
個人的に、角田選手が1周目インシデントに巻き込まれ気味な印象が有ったので、目先の功を追いすぎてレース全体やシーズン全体を俯瞰した視点を失ってしまった結果なんだなと納得しました。
先週は、1コーナーで引いてたのになぁって思ったんですよね。
想定以上に乗れてるので欲が出てしまうのは仕方ないですが、相手の有ることとは言え、この様な事が今後無いワンランク上の選手になって欲しいなぁ。
リプレイ映像がチラッと出た際に「あっ、TSUあかん」と思える視野の広い感覚が養えたのはF1LIFEのお陰です!
徹底解説ありがとうございます!!
ターン1でサインツのインを伺おうとしたところから、ガスリー相手には後手に回っていたので、ガスリーには譲るのもやむなしでしたかね。
そもそも予選で出遅れているのが根本原因だから、フリー走行から限界を突き詰められる状態になれれば、結果はついてくると思います。
スタート直後のホイールスピンも良くなかったし、ターン1の渋滞で前が詰まっているところで不用意にインを伺ってしまい、ターン2出口のライン取りが厳しくなったのも良くなかったですが、GASもターン2出口は決して良くなかったので、そこはイーブンかなぁ。。。
おっしゃる通りで、状況としてはイーブンで友人同士だから余計な意地がお互いに出たところもある気がします。
今週はFP2のクラッシュから流れが悪くなりました。
コメント欄もトゲトゲしていますので、
ここはぜひ、RB(ブルズ)の戦略解説でヘイトをそちらに流していただけないでしょうか。
これまでRBにはお世話になったことですし。
引いたら引いたで、弱腰って記事がココに載るのよね
他所は知りませんが、ウチはそんなこと書いたことないですよ。「リタイアしない」が最優先事項だというのは当たり前のことなので。この記事にも書いたとおり、トップドライバーもこのターン4をはじめ見えないところで引くべきところは引いています、だから彼らはリタイアしていないのです。
この記事にある通り、あのターン4は「1台ずつ」が常識だというのを知らない人は、その常識の引く行為を「弱腰」なんて言っちゃうかもしれませんね。逆にここやモンツァ、鈴鹿やバーレーンのような2列で走れるターン1〜2はサイドバイサイドで2列のままライン(インかアウトか)を変えずに走るのが常識ですし。
予選が5〜6位だったら引いていたんじゃないかと思いました。予選が思わしくなかったというネガをスタートで埋めようという気持ちがあったんじゃないでしょうか。あとはVCARBだったらスタートで頑張らないとその後取り返す手段があまりなかったというのもあるのかな?Redbullだったらスタートで遅れてもレースペースやストラテジーで順位を戻すことが出来るはずだけどまだその環境が身についていないとかかな?
質問です。「ガスリーに引く意思がなくレイトブレーキングを仕掛けてきた時点で、角田は引いておくべきだった。」とありますが、角田選手が「引く」というのは具体的にどんなドライビングをするべきだったのでしょうか?
「引く」動作が仮に「フルブレーキング」だった場合、後続のドライバーとの距離によっては追突される可能性もあるのではと思ったのですが…
映像を見た瞬間、あー、これ米屋さんがいつもやっちゃダメって言ってるやつー、って思いました。
リタイアしちゃったらなんもならんですよね、、
しかもレース直後とはいえ、そう言ったことを自覚もしてなさそうだったので、ちょっと残念でした。
いやぁ本当に残念なレースでした。いや、残念と言う前に終わってしまいましたけれどw
内容は仰る通りだと思います。
今何が最優先事項なのか、レースの中でその場その場では瞬時に判断しなければならないでしょうけれど、
週末を通して気持ちが先走りし過ぎたのでしょうかねぇ。。。
あそこで引かなかったらガスリーが外に飛んでいかないかぎり当たってるわけだから、行き場がないので僕は悪くないじゃなくて、行き場所ないなら当たるしかないんだから引くべきだったと思えられるかどうかは相当違うかなと思います。引いたら負けとか弱腰とかではなくて、レッドブルに乗ってるんだからアルピーヌくらい抜き返せば良いやって思って欲しい。
素晴らしい解説有難うございます。特に、「結論」の内容は秀逸です。
全体を破顔する、軸を見失うことなく判断する、ことはレースだけではなく、生きるうえでも大切なごとだと思います。
角田くんも成長著しいとは言え、まだまだこのような考え方、ものの見方が薄れてしまう瞬間があるでしょう。
こういうことは年齢とは関係なく、経験によるところが大きいと思うので、今回のことに学んでさらに成長してほしいと思います。
こういったことを考えさせてくれる角田くんとよねやさんに感謝するばかりです。
「破顔」ではなく「俯瞰」でした。
申し訳ございません。
難しいところですよね。トップドライバーは引き際が分かっているというのはおっしゃる通りだと思うのですが、それはドライバーの意識だけの問題だけではなく、
・そもそも前で走っているとそういう場面に遭遇しづらい(遭遇した場合も、そもそも相手もトップドライバー)
・抜かれてもそこで評価を落とさない(チームや世間から信頼されている)という自信がある
・抜かれても後からまだ抜き返せるという自信がある
・クラッシュをギリギリ回避できる車のコントロール(技術と自信)がある
など様々な要因があるような気がします。上記全てひっくるめて「トップドライバー」たる所以なのかもしれませんが。角田選手に関しては、今後のポテンシャルはあるとしても、そこまで到達するまでの道のりはまだまだ長そうですね。それこそマックスですらCrashtappenっと呼ばれていた時期があるくらいなので、まだまだ若い角田選手がトップチームで経験を順調に積んでいって、どこまでトップドライバーに近づけるかが楽しみです!