2025

【決勝】戦略分析:レーシングブルズ、5位入賞を捨てた致命的戦略ミスの原因【2025 Rd.2 CHN】
中国GP決勝でレーシングブルズ勢は実質7位・10位を走りながらも、1チームだけ2ストップ作戦を採るという戦略ミスを犯してノーポイントに終わった。
そのまま7位角田裕毅、10位イザック・アジャでフィニッシュしていれば、他車の失格によって5位・8位ダブル入賞を果たしていたはずだった。
どうしてこの戦略ミスが起きてしまったのか、そして正解は何だったのか、データを詳細に分析して解き明かしていこう。
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タイヤエンジニアリングの不正確さに関連すると思いますが、アジャ選手のの2回目のタイヤ交換後数週のラップタイムが異常によかった(かれは角田を意識してプッシュしていたと思いますが…)ことも、角田選手のタイヤ戦略を間違えてしまった要素なのかなと見ておりました。
いずれにせよ、残念でファンとしてもフラストレーションの溜まるレース週末でした….
TSUには「2周はマネージメントして」と指示が出てましたが、ギャップが近かったので「アウトラップはプッシュ」に変わりましたね。
でもTSU-HADはライバルと戦うために「ホールドポジション」の指示だったので、HADのプッシュは無駄だったと思います。
あ、そもそも同じ戦略で戦うライバル自体がいなかった(笑)
ついつい「あのストラテジストが悪いんや」とか「タイヤエンジニアのせい」とか属人的な考え方になってしまうのですが,そうではなくて,チームが持ってるタイヤの解析手法が一向に改善されないってことなんですかねえ.
そういう領域でRBRとの協力とかあっても良さそうですけれど,協力はあるのに使いきれないというやっぱり属人的な問題なんでしょうか….
イザカジャの二回目のストップにオコンたちが釣られなかったのだから,つっくんはステイアウトして最後まで行くっていう判断ができないのも,判断指示系統の問題かなぁという気がしますし.
開幕二戦では予選結果が良くレース中も良いポジションで走っているだけに歯痒さがマシマシです.
そう、「戦略ミス」という結果論で叩くのではなくて、彼らがその判断をしたということはなにがしかの「理由」がその背景にはあるわけで、その「理由」を理解した上で、それがとんでもない理由だったら叩けば良いし、それだったら仕方ないよねっていう理由だったら同情すれば良いと思うんですよね。
「意味不明!わけわかんない!」って言っちゃうと、その「理由」に目を向けることをやめちゃってるのと同じなので、そりゃ永久に理解はできないよね、と。
レッドブルはLAWにハードを履かせてプッシュさせて、ハードがどこまで保つのか第1スティントでデータ収集してましたからね。LAWだけFP2やっていたようなものです。
分析記事ありがとうございました。より深く理解できました。
昨年も、トラックエボリューションを読み違えるようなミスがあったように記憶しています。
加えて、アジャ選手のピットに他チームがカバーしないところで気づけたとか、チームで戦略分ける判断はできたはずとか、出来ることを次々とやらなかったような気がしてなりません。
ドライバーは2名とも、とても頑張っていると思います。
それだけに今回のミスは…残念です。
「強くなって戻ってくる」というチームの言葉も、むなしく感じられます。
次は鈴鹿。角田選手もモチベーション上げて来てくれると思いますので、頑張って応援したいです。
そうなんです、HADをおとり(捨て駒とも言う)に使って、他車が釣られなかった時点で1ストップ検証して、TSUはステイアウトで良かったんです。
RABとしては1ストップで行けるかどうか本当に自信なかったんだと思いますが、HADが(ほぼ)入賞できないと分かった時点で、TSUもステイアウトして落ちたらノーポイントだ、じゃあピットインしてSTRの前でなんとか10位まで・・・と考えてしまったんでしょうかね。。。
今回のデグ読み違えもおそらくはトラックエボリューションを正確に読めていないことに起因するのかなぁと推測してます。
にしてもOCOよりデグが大きめだったことと、最初はアンダーだったのがリアが厳しくなり始めていたので、それも1ストップを決断できなかった理由なのかなと。
アジャのポイント獲得の可能性はコース上で抜くしかない状況。実際は結構無理ゲー。
角田をピットさせてアジャの前に出したら、アジャくんはもっと無理ゲーになって、角田くんも無理ゲーになるじゃんね。
角田くんは1ストップ狙って、それが無理側だとしても、
1つの無理ゲーをやるより、2つの無理ゲーをやった方が確率上がるよね。
ほんとにこのチームはセンスないと思う。
2ストップに絶対的自信があるのでもなければ、少なくとも他と違うことをやるのなら、2台で戦略を分けてどちらか1台だけにすべきなのに、なぜ2台で同じギャンブルをしてしまうのか。。。
どういうプロセスを経て今回の意思決定になったのか部外者には分からないけど、当事者たちはプロセスを全て振り返れるのだから、こんな悲劇は二度と起きないようにして欲しいですね。
オーストラリアのは同情の余地もあったし、難しい判断だったと思うけど、今回のはプロセスを検証すれば防げる類のものに見えます。
角田くん23ポイントくらいでランキング5位に入れたかもしれないのに。。
2ストップ作戦選択が仕方なかったのか(1ストップで行けないと判断した理由は?)、そして2台とも同じ戦略を採るに至ってしまったのはなぜなのか、この2つは別々の問題なので、そこはしっかりと分析してもらいたいですね。
そろそろタイヤ問題には気付いて対策してもらいたい。。。
今年は余裕が無い中でレースを観てるので、詳細な分析とてもありがたいです。確かに、アジャ釣り餌にできてましたね、そこまでは気づけてなかったです。とはいえ、やはり根は深いですね。タイヤはもうずっとですし、損切りが出来ないあたりも前戦と本質は同じ。2台が近くに居る時こそ、チームの真価が試されると思うのですが、これは苦しいですね、ホントに。車がどうしようもなければ、見てる側としては、まだ割り切れるんですけどね。
効果的な手も打ってなくはないんですが、その後の手を見るとそれが狙ってやってるわけではなさそうなところが・・・(苦笑)
ずっと言ってますが、本当に課題はずっと同じまま残っている気がします。
すぐに対策はとって欲しいものの、組織の話ですから時間がかかるんでしょうね、、
今までは、上位を走っていてこういった判断を求められる状況自体あまりなかったから、何度も失敗しながら学んでいくのかと思います。
成長を求められて頑張ったは良いが、チームがそれについて来られていないと思うと、角田選手は気の毒でしかないですが。
組織の目指す目標(プリンシプル)はチーム代表が浸透させていくべき課題でしょうし、タイヤエンジニアリングに問題があることを把握して技術的に手を打つということもやってもらいたいですね。