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REPORT【報道】

【特別レポート】“ホンダ批判騒動”の裏側

20170309-01

 

 バルセロナ合同テスト2回目の2日目、セッション後の会見でフェルナンド・アロンソがホンダに対して痛烈な批判を展開した。マシンには全く問題がなく、唯一の問題はホンダ。パワーがなく、あらゆるストレートで30km/h遅い、などなど。その表情には強い苛立ちが浮かんでいた。

 

 当然、メディアはその言葉や数字に飛びつき、ホンダ批判の見出しが並ぶこととなった。

 

 チーム内部関係者が明かすところによると、これはすでにその前日のエリック・ブリエの会見から “仕組まれた”ことだったという。端的に言えば、開幕戦で好成績が挙げられないことがほぼ確実となったため、その成績不振の原因がホンダにあるというイメージを醸成しようと布石を打ったという。全ては昨年までに何度も見られたように、「不振の原因はホンダにある、マクラーレンは悪くない」というイメージをつくり、現在獲得に必死になっているスポンサー活動に支障を来たさないようにするためだという。

 

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  • コメント ( 4 )

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  1. tonsukesan2

    この分析は、筋が通っていて良いですね。最終的な落としどころがポイントになりそうですが、ホンダ側は、PUで黙らせるしかないのでしょう。
    とはいえ、日本人をこき下ろすヨーロッパ人の差別的意識がひしひしと感じられて良い気分になれませんね。マクラーレンとホンダの報道は、そういった文化的側面も含めて楽しむ(?)ことが必要だとは思いますが・・・・・
    この流れでみると、ストフェルは誠実でナイスガイですね。是非、フェルナンドを打ち負かしてもらいたいです!

    • MINEOKI YONEYA

      ホンダは何を言われても結果を出すまで声を上げないと高をくくっているから、ああいうことができるんでしょうね。
      ストフェルの「苛立って何もしないのが一番ダメだ」はフェルナンドに対する宣戦布告だと僕には聞こえましたね……。

  2. cozystylejp

    米家さん現地取材ありがとうございます。

    想像通りとはいえ流石に度が過ぎていますね。
    第3期も含めてホンダは政治的な立ち回りが苦手な印象があるので
    今後も何かあるたびにこうした状況は暫く続きそうで心配です。
    まずは信頼性を高めて何とかセカンドチームを確保して
    比較対象を持ってほしいものです。
    そしてストフェルにはアロンソを打ち負かして貰いたいです。
    まぁ、不振をホンダのせいにして来季は出ていくのでしょうけど(苦笑)

    可哀想なのはマクラーレンとホンダの双方の現場のエンジニアですね。
    違う方のブラウンに来てほしかった(笑)

    ちなみに質問ですが、ホンダの「目標を達成できなかった」というのは
    ジェットイグニッションが間に合わなかったということですかね?

  3. youchann7

    色々お疲れ様です、米家さんもこの政治的発言に振り回されているみたいですが大丈夫ですか?

    マクラーレンとしてはそんな対応に力を注ぐより他にやるべき事があるんですけどね。よほど車体側を改善する自信が無いのかなと思ってしまいますが…。でも、言った者勝ちになっているこの状況では、ホンダの本意でないかもしれないけどメディア対応の方向性を転換せざるを得ないかもしれないですね。

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