【前半戦総括インタビュー】松下信治「気持ちで負けているところもあった」

　タイトル獲得を目標に据え2年目のGP2シーズンに挑んだ松下信治だったが、シーズン前半戦の亜ハイライトといえるのはモナコのレース2優勝のみで、ヨーロッパGPでは優勝を目の前にしてリタイアを喫し出場停止を言い渡されるなど、低迷が続いた。

　不振の理由はどこにあるのか？ 精神的に負けているのではないか？

　改めて前半戦を振り返るとともに、後半戦と来季に向けた展望も語ってもらった。

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ーーこれでシーズン前半戦が終わりましたが、振り返ってみると？

「開幕のバルセロナからバクーまでは上手くいきそうな気配もあったんですけど、バクー以降は全然上手くいってませんよね。ブダペストは悪くなかったけど、シルバーストンとホッケンハイムは全くダメでした」

ーーその原因は、自分の中で掴めている？