F1リアルスコープ

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 2017年のF1チームのピットウォールを紹介していくシリーズ。今回はルノーのピットウォールのディテールを解説します。

 

 ピットガレージと同じくチームカラーの黄色と黒色を使ったピットウォールですが、黒色を基調に屋根とデスクだけを黄色とすることで、チームウェアの黄色が映えるようデザインされています。

 

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 シーズン開幕前にはサイドウォールを黄色の巨大なルノーロゴに象っていたのですが、どうやらこれはチームロゴではなくスポンサーロゴ掲出とみなされ使用できなくなってしまったようです(パドックやピットでの大がかりなスポンサーロゴ掲出は禁止)。マクラーレンのNTTコミュニケーションズのロゴは微妙な気もしますが、同社の提供した機材製品にロゴが付いているという解釈で逃げているようです。

 

 サイドウォールの上半分は透明。ルノーロゴがなくなった下半分は切り取られ、出入りがスムーズにできるようになっています。

 

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 座席は6席ですが、ピットウォール筐体自体が小さめであるため、やや手狭な雰囲気。チーム代表のジェローム・ストールやアラン・プロストはピットガレージ側で見ていますが、マネージングディレクターのシリル・アビテブールはピットウォール。テクニカルディレクター、チーフエンジニア、各マシン担当エンジニア、チームマネージャーらがピットウォールに詰めています。

 

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 モニターは1人2枚で上下にマウント。上下のモニター間には隙間が設けられていてコース側を見ることができます。モニターの下には無線・インターコム装置とドリンクホルダー。

 

 イスはバーカウンター型ながらクッションが厚めで柔らかく、長時間座っていても疲れにくいもの。デスクの手前とピットウォール中央に引かれたイエローのストライプが良いアクセントになって、ピットウォール自体はほぼ黒色であるにもかかわらずチームのイメージとしっかり合致しています。

 

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 キーボードとマウスも黄色のストライプ入りで非常にお洒落に統一。ただし世界各地に船便で並行して輸送するため5セットあるうちの全てが揃えられているわけではなく、アブダビGPで使用されていたのは普通の黒いキーボードでした(上写真参照)。それだけチームへの設備投資が中途半端と言うことで、このあたりがルノーがまだトップチームに返り咲けていない理由なのかもしれません。

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

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