REGULAR【連載】

20180126-01

 

 2018年のシーズン開幕に向けて、各レースの航空券を続々と購入しています。

 

 航空券は特別なセールを除けば基本的には早く買えば早く買うほど安く買うことができます。しかも2月発券分からは燃油サーチャージが上がることが決まっていて、例えばヨーロッパ便なら片道7000、つまり往復で1万4000円も違ってきます。1本買えば14万円です(!)。

 

 なので1月中に大半のフライトは買ってしまおうということで、どんどん買い進めていきました。いろんな選択肢がある中で、値段と快適さを天秤にかけてスケジューリングしていくという、ある意味で次々と決断(とフトコロのダメージ)を強いられるとってもしんどい作業です(苦笑)。

 

 そんななかで、パリ〜バルセロナのフライトで利用したブエリングという航空会社の決済でこんなことがありました。

 

 値段は諸税込みで112.98ユーロなのですが、一番下のところにさりげなく「自国の通貨で払います」「ユーロで払います」という選択ボタンがあり、最初は「自国の通貨」で「1万6138円」という表示になっていました。

 

 これを「ユーロ」に切り替えると、もちろん112.98ユーロ。

 

 ちょっと待ってください、112.98ユーロが1万6138円だったら、1ユーロは約142.84円ということになります。下に小さ〜く「1JPY=0.007001EUR」と書いてあるのがそれです(冒頭画像の赤色矢印)。

 

 ちなみに、今の為替レートは1ユーロ135.75円です。クレジットカードの場合はカード会社の換金レートで計算されるので実際にはこれよりも高くなりますが、今回の場合は1ユーロ137.93円で計算されて1万5584円で請求が来ていました。

 

 こらこらこら(苦笑)。

 

 そうなんです、ここでユーロ支払に切り替えないと、損をしてしまうんです。まぁ100ユーロ程度ならそんな大した差にはなりませんが、航空券やらなにやらとなると10万円、20万円ということも珍しくありませんから、その差額は大きくなります。

 

 実はこれって海外でクレジットカードを使うとよくあることで、クレジットカードの端末で「日本円で払う? ユーロ(現地通貨)で払う?」と聞かれるんです。自分でボタンを押してどちらかを選択することもあれば、店員にそれを伝えて選ぶこともあります。

 

 この時、現地通貨の価格はもちろんその値札の金額で、前述の通りクレジットカード会社のその日のレートで日本円に換算されて請求が来ます。しかしここで日本円を選ぶと、その時点で日本円の請求額が表示されます。実はこれは、現地通貨と日本円の換金レートをそのお店が独自に設定してよいことになっていて、たいていの場合はクレジットカード会社のレートよりも悪い、つまり我々が損をするように設定されています。というか、その差額がお店のマージンになるように設定されているというわけです。

 

 こんな詐欺みたいなことがまかり通っているのも不思議ですが、普通の生活をしている限りは海外旅行をして海外でクレジットカードを使う機会はあまり多くないでしょうから、騙される人が多くて儲かっているということなのでしょう。

 

 というわけで、海外で「日本円? ユーロ(現地通貨)?」と聞かれたら迷うことなく現地通貨のほうを選んでください。

 

 (text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Related Articles

Comment

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. コメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

Recent Post【最新の記事】

Calendar【日付で記事検索】

2018年2月
Mon Tue Wed Thu Fri Sat Sun
« 1月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728