REGULAR【連載】

20171013-01

 

 日本GPでのセバスチャン・フェッテルのリタイアを受けてフェラーリの信頼性云々が言われていますが、スパークプラグは消耗部品だとはいえ基本的に予選〜決勝では交換しないパーツです。ただし、予選後のパルクフェルメ管理下でメルセデスAMGはルイス・ハミルトン車の#6シリンダーのスパークプラグに問題の可能性を見付け、きちんとFIAに申請して交換しています。

 

 つまり、ここがフェラーリとメルセデスAMGの差です。

 

 フェラーリがNGKのプラグに対する批判めいたことを言った言わないという話にもなっていますが、レース後のアリバベーネ代表は基本的にイタリアメディアにイタリア語でだけ立ち話をして、英語で話を聞こうと集まったそれ以外の国の人間には「これは録音なしで」と前置きした上で、簡単な話しかしませんでした。もちろんスパークプラグメーカーを非難するようなことも言っていません。

 

 ただプレスリリースに「スパークプラグによって敗北」と見出しが付いていたことで、フェラーリ全体としてこういう批判的な態度だというふうに見られても仕方がないところもあったかなと思います。

 

 一般的にエンジントラブルが起きたときは「プラグのせいにでもしておけ」というのがありがちなことなんですが、フェラーリ(というかNGK)の場合はサプライヤー名を公表していたのでこういうことになってしまいました。ちなみにホンダやルノーはこうした外部部品サプライヤーの名前は公表していません。

 

 とにかくまぁ、どんな部品だって壊れることはありますし、オイル燃焼なんていう特殊なことをやっていれば想定外のストレスが掛かることもあるでしょう。あとは管理・運営する側の問題でしょう。実際、メルセデスAMGはきちんと交換をしていて、フェラーリはしていなかったわけですから。

 

 (text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

 

 

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