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【アプレゲールですいません。】今年のカナダGPは街のど真ん中でお得にエンジョイ!?

【アプレゲールですいません。】今年のカナダGPは街のど真ん中でお得にエンジョイ!?

20140611-01

 

 カナダGPが終わって、そのまま月曜の朝イチにモントリオールを出て日本に帰ってきました。ヨーロッパから日本に帰ってくると火曜の昼ですが、アメリカから帰ってくると火曜の夜。ちょっと変な気分です。これも僕らにとっては年に2回だけのレアな体験ということで。

 

 ここ数年のカナダGPは同行者のカメラマンの希望もあって、レンタカーを借りて郊外のホテルに泊まるというパターンでしたが、今年はモントリオール中心部のホテルに泊まって地下鉄&シャトルバスでサーキットに通うことにしました。

 

 東京で言うところの銀座とか六本木みたいな、街のど真ん中の華やかな地区でシャトルを降りて街を歩き食事をしたりして、それから地下鉄に1〜2駅乗ってちょっと落ち着いた地区にあるホテルへ。

 

 こういうカナダGPの過ごし方は久しぶりでしたが、これだけでもずいぶんグランプリそのものに対する印象が変わるものです。今年はまさしく“街中のグランプリ”という感じでした。夜の街ではF1関係者にもよく会いますし、彼らもこういう楽しみ方ができるからカナダGPが好きなんですね。

 

 とはいえ、街中の“一般的な”ホテルは1泊2万円以上という価格設定。水曜に現地入りして5泊はしなきゃならない僕らにとっては、まぁあり得ない値段です(苦笑)。1泊1万円程度だと、街中のメチャ汚いところか、郊外の普通のところか(あくまで綺麗ではない(苦笑))、という究極の選択です。

 

 ですが、今年は以前にも泊まったことのあるケベック大学モントリオール校の学生寮兼宿泊施設を利用しまして、街のど真ん中でなおかつ綺麗なのに1泊1万2000円程度で収めることができました。エアコンが付いていないというのが唯一の欠点ですが、この時期のモントリオールは大雨が降ることはあっても夜中まで暑くて寝られないということはありませんから、天井のシーリングファンさえ回しておけば充分でした。

 

 実は日曜の夜に急ぎの仕事だけやっつけて10時過ぎにホテルに戻ったのですが、なんだかロビーが薄暗い。すると、なんと大学の施設全体の電源供給システムに問題が発生していて、停電だと。部屋の電気も付かないし、インターネットも落ちてるし、ロビーや廊下の緊急用ライトが灯っているだけという状態でした。電気でお湯を沸かしているので、シャワーも水しか出ないと(苦笑)。

 

 朝までには復旧したものの、朝6時にはチェックアウトしなきゃならなかった我々はほぼ水のシャワーで我慢しなければなりませんでした(涙)。そのかわり1泊分は返金しますとのこと。おお、結局かなりお得なカナダGPになったので、結果オーライ!? なんて、なんでも物事をポジティブに考えるのがこの仕事をやっていく秘訣なのかななんて思ってるんですが(笑)。

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

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