2014 Rd.5 SPAIN

20140510-12

 

ーースタートでエンジンストールして、ピットスタートになってしまいました。

「エンジンオイルの温度が上がって、安全装置が作動してエンジンが止まったんです。フォーメーションラップを終えてグリッドについてクラッチを切った瞬間に止まっていて。ピットストップの時のストールも同じで、ピットレーンを走っている間に油温が上がってアラームでエンジンが切れたんです。テストの時にも何回か出ていた症状なんですけど、今日は気温が高かったですからね。ウチのチームは2台とも同じ理由で止まったんだと思います」

 

ーーピットスタートの時にもピット出口前でマーシャルに押されていたけど?

「水温が上がってエンジンを切らなきゃいけなくなったんです。そのために(ファストレーンから)右に避けてエンジンをかけ直してたんです。でも直後にセーフティカーが入って前に追いついたんで、そんなに(ピットスタートの)影響はなかったと思いますね」

 

ーーピットスタートから無交換で28周目にピットインするまでは10位を走っていたわけだけど、レースペース自体は悪くなかった?

「バーレーンに比べてここは抜きづらいサーキットですけど、ペース的には良いペースで走れていたと思うし、バーレーンとは違うコース特性でもタイヤはそれなりにキープしながら走れてたと思いますね。予想してたよりもタイヤがタレる感覚はなかったです。

 まだ(レース直後でデータを見ていないので)周りを走っているドライバーのペースしか分からないけど、ペースは決して悪くはないと思います。最後も前がピットインしてクリアになったらペースを上げられたし、そういう意味では結果は別として個人的には良い走りができたと思っています」

 

ーー28周目までハードタイヤのままで引っ張ってソフトに交換する戦略は予定通り?

「そうですね、去年の情報だとソフトは6周もいけないだろうということだったんです。ピットアウトした直後も、最初にプッシュした人は6周目以降に急激に落ちていたんです。アウトラップは良いけどそれ以降はペースコントロールをしていこうということで想定していました。ちょっとやりすぎたかもしれませんけどね」

 

20140510-13

 

ーー昨日はターン9や13などブラインド気味のコーナーがまだ慣れていなくて攻めきれなかったと話していたけど、それは学べた?

「だいぶ分かって来ましたね。他にもレースをしながら改善してきたコーナーもあったし。それで途中からペースが上がったりもして。残り4〜5周で『あ、(最適な走り方が)これかな』っていうコーナーもあったし」

 

ーー油温の問題は、明日に向けて対策はできる?

「テストの時も何か設定を変えたら直ってはいたので、なんとかなるとは思うんですけどね……。まずはトラブルが出ないことと、今回スタートに関して色々考えてきてそれをやろうと思っていたのにできなかったので、それもやるということですね。スタートで前に行ければ。ここは抜くのは難しいと思うんで、もうちょっと前のグリッドからスタートできれば展開も違ってくるんですけどね(苦笑)。まぁそんなことを言ってもしょうがないので、やれるだけのことをやりたいと思います」

 

ーーGP2のクルマやタイヤに対する理解は進んでいる感触はある?

「多分、僕はこのクルマをモノにしたと思うことは一生ないと思うんですけど(苦笑)、でも前回よりはかなり操って走れるようになったとは思います。今回は予選前に自分が思うように走れればなと思っていたんですけど、バーレーンと比べると比較的そういうふうに走れているかなという感じですね」

 

ーーそのへんは一歩ずつやっていくしかない?

「僕には一歩ずつやってる時間はないんですけどね。でも結果的に一歩ずつ進んでいくことになるんじゃないかなと思います」

 

(text and photo by 米家 峰起)

  

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Related Articles

Comment

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. コメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

Recent Post【最新の記事】

Calendar【日付で記事検索】

2018年4月
Mon Tue Wed Thu Fri Sat Sun
« 3月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30