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【Rd.2 BHR】福住仁嶺「上位で戦える手応えあり。マシンを仕上げる力を磨くことが課題」

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20180406-24

 

 FIA F2の2018年シーズン開幕を控えた福住仁嶺に、シーズンに向けた展望を聞いた。FIA F2とスーパーフォーミュラに並行参戦する忙しいシーズンになる福住だが、当然それはスーパーライセンス取得のためだ。この前代未聞の2カテゴリー参戦に挑む福住にここまでの手応えと今の心境を語ってもらった。

 

ーーまずFIA F2の初シーズン開幕に臨むにあたって、開幕前テストではどのような準備が出来ましたか?

「ポールリカールは気温が低すぎて本格的なテストはできなかったんです。ミディアムタイヤの方がスーパーソフトよりも速いというくらいで、タイヤが機能しなかったんです。それとエンジントラブルが多すぎて、全部で8基くらい壊れたみたいで、それもテストに影響して。チームメイトはエンジンだけでなく他のトラブルも出て2〜3回。僕はまだ一度も壊れていないので、逆に今週末恐いんですけど(苦笑)、テストは順調にできてクルマにも慣れることもできたんですけど、テストの内容としては全然満足のいくものではありませんでした。ペースが速くなかったし、他チームと比べると1〜1.5秒くらい遅くて。

 それで不安を抱えたままバーレーンに来たんですけど、そしたら全然タイム差がなくて、むしろ3日目の午前にチームメイトがトップタイムを出したくらいクルマ的には良かったんです。まぁ去年アーデンはここでレース1で2位になってるので、暑いところでは強いのかなという気もしますけどね。ただ最終日の午前中にみんながニュータイヤを入れてタイム比較ができる重要なタイミングで、僕はギアボックストラブルが出てしまって走れなかったんです。そこが見えていない不安はまだちょっとあります」

 

ーー昨年までのアーデンはエンジニア体制が不安で、その点を強化するという話だったけど、実際にテストをしてみてどうだった?

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