2014 Rd.1 AUSTRALIA

20140313-03

 

 シーズン開幕を前に、フェラーリでの活躍とチャンピオン争いへの期待が高まるキミ・ライコネンに、今の心境を聞いた。

 

ーー今季はレースが大きく様変わりし、ドライバーの技量が結果に表われることになると思いますか?

「ルールがどうだろうと、トップドライバーたちの技量にはほとんど差はないと思うよ。タイヤの特性がドライビングスタイルに合うかどうかということのほうがよほど大きな要素であって、今年のレギュレーション変更によるレースへの影響は、トップドライバーともなればさほど大きくは出ないと思うし、誰かが得をするとか損をするなんていうことはないと思うよ」

 

ーーレギュレーション変更がドライビングに与える影響はさほど大きくない?

「そうだね、ルール変更よりもタイヤ変更のマッチングの方が大きかった。確かにトルクは昨年までよりも太いし、(ダウンフォース削減の影響で)部分的には去年までよりもグリップが減っている。だから慎重にコントロールしなければならないんだ。だけどそれはレースによって違ってくるだろうね」

 

ーー今年はレースが変わると言われていますが、そんなに変わらないと思っていますか?

「確かに技術者たちにとってはマシンを設計する上では大きな違いがあっただろうけど、ドライビングという点に関しては、少なくとも1周のアタックランにはそんなに大きな違いはないよ。決勝に関してはこれまでとは多少違ってくるだろうけど、どのくれいエキサイティングなものになるのか、それともならないのか、まだ実際に一度もレースをやっていない現時点では何とも言えないね」

 

ーードライバーの差はあまり出ない?

「もちろん能力がものを言うところもあると思うよ。でもそのためにはパッケージ全体が良い状態でなければならないんだ。クルマが最高に良くてもドライバーがダメなら結果には繋がらない。全てがきちんと一体になって上手く機能しなければ、良い結果など残すことはできないんだ」

 

ーー明日はいつもよりも忙しい1日になりそうですか?

「いや、僕らはそんなことないよ。いつも通りの金曜日だし、プログラムもいつも通りだ」

 

ーー5年ぶりのフェラーリ復帰ですが、チーム移籍の不利はない?

「以前このチームにいたしチームの人たちのことも知っているから、その点ではチームへの適応は楽だった。でも僕にとって新しいチームであることは事実だし、多くのことが新しいシーズンでもある。大きくルールが変わったから、ライバルたちが何をやっているかとか自分たちのポジションを推測することは難しいし、何が起きるかは未知の部分が大きい。実際どのくらいのポジションにいるかは最初の数戦を見てみないことには何とも言えない。だから自分たちのベストを尽くすことしかできないし、何が起きたとしてもできるだけインプルーブするために努力するだけだ」

 

ーー開幕戦の目標は?

「もちろん勝ちたいよ。でも自分たちがどれだけ速いのか、まだ全く分からないからね。テストの結果だけでは誰が速いかなんて見ることはできないし、それを判断するのは開幕から数戦が終わってからにしたいと思っているよ。もちろんテストではいろんな要素を試したけど、レースでは別のストーリーだ。それまでとにかく全力を尽くして、待つだけだ。その結果、チャンピオン争いができればいいし、それこそが僕らの望みでもある」

 

(text by 米家 峰起 / photo by Ferrari)

 

 

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