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2015 Rd.13 SINGAPORE
【シンガポールGP・日曜】ホンダ新井康久「2台ポイント獲得の手応えはあったが……」

【シンガポールGP・日曜】ホンダ新井康久「2台ポイント獲得の手応えはあったが……」

20150920-02

 

ーー入賞の期待もありながら、最終的には2台ともにリタイアという結果になりました。

「残念ですね。前半は非常に良いペースで、我々もポイントの期待もしていたんですが、ギアボックスのオーバーヒートでリタイアという結果になってしまいました。実際に壊れたというよりも、これ以上走ってダメージをきたしても困るので、エンジニアの方から指示をして止めたというかたちです」

 

ーーチームとしても入賞の期待をしていた?

「全然ミスもなく予定通りで良いレース運びができていましたし、ペースも良かったですね。だから2台ともポイント獲得に向けて順調なペースだったし、それが期待できるポジションにいたと思うんですけどね。スーパーソフトの方はフロントのグリップを使うのが難しかったようですが、ソフトの方は良いペースで走れていましたし、レースセットアップは悪くなかったはずです」

 

ーーパワーユニットの制御については?

「問題はなかったし、非常に上手く使えたと思います」

 

ーーパフォーマンスとしては3強チームの次を争えるという印象ですか?

「ペースは良かったと思いますし、チームもみんな入賞できると手応えを掴んでいたと思います。まぁ、これが今の実力だと思いますね。トップまで行ける力はまだ全然ないし、中団グループでレースができるくらいとのところということですね。レースの戦い方も含めて、チームの総合力としてそのあたりということです。少なくともシーズン開幕当初のようなレベルではないし、進歩していますけど、まだトップとのギャップは大きくあるし、逆にここに来てその差がはっきりとわかったというところです」

 

ーー来週はいよいよ日本GPですが……?

「鈴鹿はこことは違って厳しいと思います。エネルギー回生の収支が厳しいサーキットですから、ここで出なかった課題は出ると思います。鈴鹿は頑張りますと言ってむやみに期待を煽るのはいけないと思うし、技術者として真摯にならなきゃいけないと思っています。簡単に勝てるようなコースではありませんからね。

 ここから1週間後というのは、時間的にも大変です。ここからマシンを運んで、シャシーもパワーユニットもチェックをして臨まなければならないわけですから。コースの厳しさも分かっているけど、時間的な厳しさもあるんです。ハードウェア面ではやれることは限られていますけど、やれるだけのことはやって臨みたいと思っていますし。日本ということでプレッシャーもありますし」

 

20150920-01

 

(text by 米家 峰起 / photo by Honda)

 

 

 

 

 

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