2014 Rd.16 RUSSIA

20141010-01

 

 初開催のソチ・アウトドロームでFP-1をロベルト・メリに譲った小林可夢偉だが、FP-2でもチームの事情で多くの周回数を走ることはできず、コース習熟もまだ充分にできていないという。最下位タイムに終わったのはマシンスペックが古いことに加えてそんな事情もあったからだ。

 

ーー新しいサーキットでの初走行を終えての完走は?

「そんなに大きな問題もなく走れましたね。新しいサーキットってたいていグリップしないものなんですけど、そんなこともなく普通にグリップして走れたんで。意外に速度域が高かったんで、面白かったですね。セクター3のミッキーマウス以外はね。あとは縁石が若干滑るくらいですかね」

 

ーー新路面でオイルが滲んでいるんじゃないかという危惧もあったけど?

「意外になくてビックリした。なんで韓国、インド、オースティン(の初開催時)と全然違うんでしょうね? オースティンなんてオイルの上を走ってるんじゃないかっていう感じでしたからね。みんな(今週も)そうなると思ってたのに、意外とそうじゃないからビックリしましたよ。公道サーキットの中ではかなりハイレベルですね、バレンシアよりもスムーズかも」

 

ーーコースはもう充分に習熟できた?

「コース的にはトリッキーでもありますけど、僕の場合は周回数が足りないんで(苦笑)、ドライビングの面でもう少しタイムを上げられるかなと思いますけどね。明日の予選までにちょっとずつ仕上げられれば良いかなと思ってますけどね。慣れればそんなに難しくないとは思うんですけど、慣れるまでにちょっと時間がかかるとは思います。まぁ、単純にコースに慣れてないっていうだけですね。ロングランをやる頃にようやく『ああ、こういうふうに走るんや!』って分かってきたくらいやから(苦笑)」

 

ーーFP-1の最初の30分もインストレーションチェックだけだったけど、チームが走らせてくれなかった?

「『もうちょっと走らせて』っていう感じやったけど、それすらさせてくれへんかった(苦笑)。マイレージ制限があるからね。新しいサーキットで7周走っただけでオプション履いてアタックっていうのはさすがになかなかレベル高いでしょ?(苦笑) それも2周くらいで『はい、ブ〜!(終了)』みたいなね。走れば走るほど『ああ、こうやって走るんや!』って分かっていくような段階で終わったから、お腹3分目でゴハンを取り上げられたみたいな気分ですね(笑)。タイヤはまだまだいけるのに、なんで走られへんのやろ?っていう感じです」

 

20141010-02

 

ーー自分の中ではまだコースは全然習熟できていない?

「うん、まだマスターできてない」

 

ーー明日の予選までにマスターできそう?

「予選までにマスターできればいいなと。明日もマイレージ制限はあると思うし、厳しいでしょうけどね」

 

ーーFP-3ではどのくらい走りたい?

「タイヤが使えるだけ走りたいけど、間違いなくそんなの無理でしょうね」

 

ーーハイダウンフォースのサーキットだから、空力パッケージが古いハンディも大きい?

「思ったよりもダウンフォースが必要そうなんで、そこは想定していたよりもキツそうですね。でも新しいサーキットやし、自分なりにいろいろトライしてやっていきたいと思います」

 

ーーブレーキングは?

「思ったよりはグリップしてるんで、ブレーキも(安定して)そこそこいけてますね。それよりもライン取りの方が難しいかなっていう感じです。ブレーキングはそんなに問題なくて、どっちかっていうとライン取りをいろいろ試さないといけないなっていう感じです」

 

ーーどのくらいタイムアップできそう?

「まだまだ(タイムは)上げられると思います。クルマも煮詰めるとこは煮詰めていって」

 

ーーずっとビアンキが当面のライバルだったわけだけど、彼が欠場した今はどういう気持ちで戦う?

「う〜ん、めちゃめちゃ難しいこと聞きますね!? う〜ん、ライバルやから『彼の分も頑張る』なんてことは言えないし、どうまとめたら良いですかね? ただまぁ、日本GPからはクルマのパッケージが全然違うんで、そこのレベルにも達してないんですよね。だから別にそんなことは考えてないし、今はむしろチームメイトにどれだけ追い付けるかっていうレベルですよ。腕を見せるかっていうよりも、どれだけ近付けるかっていうね。もしこのクルマでチームメイトに勝てたら、それは結構スゴいことですよ。ターン3だって、アイツは全開やけど僕はフラッフラですからね(苦笑)。でもそれはエンジニアが『それはどうしようもない』っていう状態ですからね。しかもFP-1を走れてないし。(ビアンキのことどころではなく)自分のことだけで精一杯ですよ、走り出したらね」

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

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