2014 Rd.12 BELGIUM

20140827-03

 

ーースタートでレースをリードしながら、ノーポイントで終えた今の気持ちは?

「なんて言えば良いのか分からないよ。ドライバーズパレードでも大勢のイギリス人ファンが来てくれているのが分かったし、みんなの応援に応えられなくてとても残念だ。今年はこれまで何度も厳しいことが起きたシーズンで、それでも僕のクルマを担当してくれているチームのみんなは一生懸命にクルマを良くしてくれて、今日は最高のスタートを切ることができてすごくポジティブなフィーリングを掴めていたのにね」

 

ーーあのターン5で何が起きたんですか?

「僕はあのコーナーにいつも通りのラインで普通に入っていったんだ。どうして彼が僕のクルマをヒットしたのか分からないよ。でも彼はハッピーだろうね」

 

ーー途中からずっと、レースを諦めてリタイアすることを訴えていましたね。

「ロータスのマシンは僕らよりも全然遅いはずなのに、彼を捕まえることができなかった。クルマの後ろで走るとクルマがとてもアンバランスだったんだ。もうひとつの理由は、前回のレースでエンジンが燃えて1基失っているということだ。だから僕はニコよりもエンジンアロケーションが1基少なくて、今後のレースではフリー走行などで周回数がタイトになるんだ。だからエンジンをセーブしたかった。例えセーフティカーが出て(ギャップが縮まって)も、ザウバーを抜くのに苦労するようなマシン状況だったからね。もちろんリタイアは好ましい結果ではないけど、そんな理由があってエンジンをセーブすることを考えていたんだ」

 

ーーマシンのダメージはどのくらいだった?

「なんとか自分にできるだけのことはしようとハードにプッシュしたんだけど、クルマがかなり大きくダメージを受けていてダウンフォースは50〜60ポイントは失われていたと思う。例えばオールージュなんて全開では抜けられなかったしね」

 

ーーモナコGPでは打ちのめされていましたが、あの時よりも酷い気分?

「あれより酷いとは言えないね。もちろん最悪だけど、モナコの時以上に酷いことはあり得ないよ。あそこまでに失って彼につけられた30ポイント差を取り返すのにはかなりの時間が必要だったからね。シルバーストンでは状況が一気に変わったけど、今のところそこからまた流れは彼の方に行ってしまっているね」

 

ーー今後、もう一度その流れを取り戻すことはできそうですか?

「頭の中にはいろんな気持ちが渦巻いているけど……今年は僕の年じゃないのかなという気持ちもある。でもまだ7戦残っているし、素晴らしいチーム、素晴らしいクルマがある。この先、運がどう向くかなんて誰にも分からないしね。だから今後数戦、自分にやれるだけのことをやってやろうと思っているよ。またニコに30ポイント先行されてしまったけど、ここから運を取り戻すために思いっきりアタックしてやろうと思っているよ」

 

20140827-04

 

(text by 米家 峰起 / photo by MercedesAMG)

 

 

 

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